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2008年1月13日 日曜日 この記事をTwitterでつぶやく

手話サポートスタッフ中村の出張報告レポートです。
今回は、KDDIauの手話サポートスタッフとして、難聴者のイベントに参加しました。
手話と言うよりも、より鮮明な音声を求める方々がたくさんいます。
よい勉強になったようです。

全国に補聴器を使用している人は600万人いると言われています。
難聴は、他人事ではありません。

耳が聞こえないという不便。皆さんも是非、考えてみてください。

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1月12日(土) 第22回 東京都中途失調・難聴者の集い
江東区文化センター

今回のイベントでは中途失調・難聴者の集いということでいつもののイベントの雰囲気とは少し違った、手話というよりも「音声が優先」というイメージの大会でした。そこで今回ご紹介したいのが「インコア」というイヤホンです。
以前にもイベント報告の中でご紹介したものですが、今回は発売元の企業の方々も商品紹介のため会場にいらっしゃっていました。
実際会場でたくさんのお客様が聴こえを試していましたが重度の聴覚障害でなければ十分音を楽しめるようです。
私がインコアの説明の中で始めて知ったのが、普段の生活の中でイヤホンで大音量で音楽を聴き続けていたりパチンコ店に長時間いたりすると難聴になる恐れがあるということです。特に今の中・高・大学生世代で難聴の人が増えてきているということを知り、大変驚きました。
しかし、このインコアは外部からの騒音を遮断し小さな音でも鮮明に音が聞こえるので難聴予防にもなるそうです。

CA380065-0001.jpg CA380066-0001.jpg auショップ新宿三丁目店の板橋さん

イベントも無事終わり、駅で新幹線を待っているときにこんなエピソードが有りました。私が乗るべき一本前の新幹線の出発が間近なとき、一人の男性の方があたりをきょろきょろ見ながら新幹線の乗車入り口でそわそわしています。恐らく誰かを待っていたんでしょう。こんな時、私だったら携帯電話ですぐに相手に電話をして今どこに居るのか聞きますが、その方は携帯電話を持っていないようで、新幹線が出発するまでずっと不安の面持ちであたりを見渡していました。
聴覚障害者についても、同じことが言えると思います。今となっては携帯電話が普及しほとんどの人が携帯電話を持ち、すぐに連絡ができます。
聴覚障害者はメールで連絡を取り合うわけですが、メールを受信したのに気がつかなくて返事が出来ない状況もあります。この場合、メールを送った本人も返事がなかなか来なくて不安だと思います。こんなときに、聴覚障害者はテレビ電話で連絡を取ります。すぐに返答がわかり、とても便利です。聴覚から情報を得ることが困難な代わりに視覚で情報を得られるように携帯電話もどんどん進化していってほしいです。

以上報告でした。

中村